ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2023.12.27 15:19日々の出来事

スタッフは1月の厳しさを直視していない。

いよいよ年の瀬も押し迫って、今日が『夫婦の絆』
画稿締め切りだが、スタッフの一名がインフルエンザで
ダウン。
他のスタッフに感染したら大変だから、休ませた。

チーフ広井が、休ませても、画稿は今日上がるという
判断をしたので、多分夜には完成するだろう。

明日が仕事場の大掃除で、忘年会の予定だったが、
これも店の予約をキャンセルした。
一名欠席は確定しているし、すでにスタッフの誰かが
感染しているかもしれない。
みんなは正月休みに入れるが、わしは仕事続行なんだから、
インフルエンザなんかうつされたくない。

最も合理的な判断を下さざるを得ない。
仕事始めは1月5日(金曜)からだが、『ゴー宣』221章
画稿は年内に上がらなかった。
『日本人論』の最終章の読み切りは、わしがコンテも上げて
いないが、来月中旬には完成させて、単行本制作を急がね
ばならない。

そもそも『ゴー宣』222章の画稿締め切りは1月15日(月曜)
で、これは『愛子天皇論』の再スタートである。
今までと違う手法で、挑まねばならない。

1月22日(月曜)『ゴー宣』223章の画稿締め切りだし、
同じ週の25日(木曜)『ゴー宣』224章の画稿締め切りで、
ここは同じ週に2回締め切りがあるわけだ。

そしてさらに1月22日(月曜)から『夫婦の絆』のペン入れを
始めなければ、31日(水曜)が画稿締め切りなのだから、1月は
全く余裕のある月ではないのである!

『ゴー宣』223章『ゴー宣』224章をもっと早くペン入れ開始
しなければ、『夫婦の絆』と進行が重なってしまい、大変な事態
になる。
それをスタッフがどれだけ認識しているか知らない。
もっと年内に進めておかねばならなかった。
年末になると気合いが抜け始めるから、既定の締め切りには
間に合うからいいだろうと考えがちである。
1月の厳しさを忘れているのだ!

よしりん企画の仕事のシステムも、来年には大きく刷新
していくことになるだろう。
秘書みなぼんは重責が待っていることを覚悟してくれ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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